お知らせ
おはようございます。
専務亀岡です。
土曜日は心の環境整備です。
主体的である 〜自分の人生に責任を持つ〜
私的成功の中の一つ,『主体的である』とはどういうことか。
まず,そもそも,人は刺激/反応理論に基づき,3つの人格決定論があると言われています。
1つが,遺伝的決定論といって,人は遺伝によって人格が決まるという考え方。
2つ目が,心理的決定論といって,すべての精神現象や行動は,偶然起こるものはなく,一定の因果関係に基づいて先行する心的事件により決定されるという考え方。
3つ目が,環境的決定論といって,人は環境の強い影響を受け,それに対する適応の結果として人格が形成されていくという考え方。
確かにこの3つとも,聞いたことがありますし,そうだと納得できるものです。
しかし,その3つの考え方に影響されるだけでなく,自分自身が『主体的である』ことで,人格を形成させることができるというのが,このコビー氏の考えです。
刺激と反応の間には「間」つまり「選択の自由」がある。
例えば,「歩いていると道にゴミが落ちていた。」とします。
その時には,様々な選択をすることができます。
①ゴミを拾う
②見なかったことにする
③ゴミを蹴る
④ゴミを端に寄せる
どれを選んでも間違いはありません。どの行動も法律違反はないからです。
しかし,人格形成をし,成功する人になると考えると行動は狭まります。
①を選ぶのがこの中ではベストですよね。
このように,人間は『刺激』を受けた後に『反応』をするまでに考える余地があります。それが,『間』ということです。
その時には,人間に備わっている4つの能力をフル稼働して,選択の自由と向き合うべきだと著書の中には述べられています。
それがこの4つです。
主体性とは,自発的に率先して行動するだけでなく,自分自身の行動は,自分自身で決定し選択したものだと自覚し,責任を持った行動をすることを指す。